出版記念パーティ
社内活動動力マネジメント
こんにちは!エヴァンリード社代表の中西文太です。
ついに「動力マネジメント」に関する私の著書出版が決まりました!
「動力マネジメント」の基礎理論は2005年に思いつきました。
当時、私は製造業のマーケティング部門で働く者として、
「どうしたら破壊的イノベーションが起きる組織を創れるだろうか?」と日々自問自答していました。
会社が大きくなれば社員を管理しなくてはならない。
しかし、管理が細かくなればなるほど制約も多くなり、社員の自由な発想が起きなくなっていました。
それだけでなく、長時間残業の常態化、売上利益の厳格管理化、お通夜会議が日常化し、
私も含めて多くの人が創造性を失っていきました。
人は残業時間が100時間を超えると、プラスアルファで生産性や創造性を上げようと考えることは出来なくなります。
そんな時間があったら少しでも早く帰りたいし寝たい、という切実な気持ちになります。
また日々の記憶が曖昧になり、仕事の精度は下がる一方でした。
そんな状態を見かねたのか、私は激務の担当からは外れ、営業企画課に異動となりました。
残業時間が激減し、突然暇になりました。
そうしてようやく私は精神エネルギーと創造性を取り戻し、世界一の事業を作るために入社したことを思い出しました。
そして考えました「このような労働環境で、世界一の事業をつくれるのだろうか?」と。
答えはもちろん否です。
長時間残業は絶対にやりたくないが、会社が数値目標を厳密に管理したいことは理解できる。
しかし管理を厳しくすればするほど、創造性は失われるというトレードオフの関係でした。
ジレンマに陥りましたが、どうにか解決したいし、できるはず。
なぜなら、AppleやGoogleなど大企業でもイノベーションを起こし続けている会社はあるからです。
この問題はその会社だけでなく日本中で起きている。
だからその根本的問題を解決できたら、多くの企業に貢献できる、と考えたのです。
そして考えに考えて、ある時突然閃いたのです。
「動力マネジメント」の原型を!
その時の印象を例えるなら「バックトゥザ・フューチャー」のドクが「次元転移装置」を閃いた時のようでした。
「動力マネジメント」は個人の人生観・夢・野望を軸に据えてエネルギーを生み出し、そのエネルギーを組織に流し込むマネジメントです。
基礎理論を思いついたは良いが、問題はどう実現するかです。
最大の問題は、私が人の人生をサポートするスキルを持っていないこと。
これはキャリアカウンセリング資格を取得することで解決しました。
キャリアカウンセリングとコーチングでどちらにするか迷ったのですが、
判断軸を個人軸にする方が破壊的イノベーションが起きやすい(コーチングは会社軸に陥りやすい)。
そして、もっと言うと「わがまま」な社員を育てやすい、という観点でキャリアカウンセリングを選びました。
今振り返ってみて、この判断は正しかったです。
破壊的イノベーションは「わがまま」からしか生まれないのです。
今年出版する本は「わがまま万歳本」です。
会社に対して責任とらなくていい、自分の人生にだけ責任とれ!という内容です。
それが結果として企業の成果に繋がるのです。
「そんなバカな」と思う人は、ぜひ本を読んでみてください。
きっと今までにない視点が手に入ります。
代表取締役社長
趣味:ゴルフ、アメフト観戦、漫画、アニメ、日本酒、ワイン