STORY
開発ストーリー

2020年4月、生まれて初めての緊急事態宣言発令となり
自由と仕事を奪われ孤立した中で思いついたのが本製品でした。長年携わってきた
半導体業界での知識と経験がこの世界的な問題解決に何か活かせないか・・・・・
そんな想いがふと頭を過り下記問題点に焦点を合わせ開発コンセプトを考えました。

「飛沫感染は人が話す事で発生する飛沫が空気中で他人の顔付近に飛ばされる事で起こる」
のでポイントは3つあり、

➀飛沫の飛ぶ向きを変えられないか(→人の顔に飛ばさない→気流制御)
➁飛沫の量を減らせないか(→声の大きさが飛沫量に比例する)
➂透明樹脂の板以外の遮断手段はないか(→声が通らない透明な壁は不都合な要素あり)

以上の機能を有する感染防止対策器具を開発しました。
既存事業の半導体業界では
クリーンルームと呼ばれる
無塵空間で製品を生産しています。
ポイントは気流の流れる方向
(ダウンフロー)であり、
その仕組みを製品に応用しました。
クリーンルーム概念図
気流の流れ
そもそも半導体製造の世界は「目に見えないゴミとの闘い」であり、
そのゴミが製造工程の中で製品に 付着すると不良率が高まるため、
徹底して環境を清浄化する空間(クリーンルーム)はゴミがゼロと
なる特殊な流向制御構造(ダウンフロー)になっています。

このクリーンルームの特殊な流向制御によりゴミを除去する仕組みを
応用して飛沫も除去できるかも知れないと考え、既に前年に申請していた
特許出願も認可され2021年7月に特許を取得し、この度一般家庭用向けに
「Evanlead The Air Partition(気流のついたて)」を開発しました。

実はこの原理と近い空気の清浄化システムは新幹線や航空機でも
採用されており、空気感染の抑制に効果を発揮している様です。
クリーンルーム概念図
清浄エアが上から下へ一定方向に流れ気流が
循環される事で常に清浄な空間となる
飛行機や新幹線の空気循環図
航空機や新幹線は、常に上から下への一定方向の
空気の
内部循環が行われている
未来への開発ストーリー
現在、この様な「数値で自動的に予防管理する仕組みが世の中にない」
ため、マスク、アクリル板、手洗い、うがい、換気をお願いするという
精神論的な相手任せの仕組みとなっていますがこの様なマシンが有れば
予防についても数値での管理基準が設けられると思います。
将来的には音声と飛沫量の相関関係を専門機関と連携して解明し感染症
対策に少しでも役立てていただければ幸いです。
本製品を世の中に発信する事でこの様な仕組みが標準化され一日も早い
日常を取り戻すことへの足掛かりになれば良いと考えております。