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インドで出会った日本人学生

こんにちは!社長の中西です。

私は2014年に初めて学生向けキャリアセミナー開催でインドを訪問しました。

これは自分で企画して会社に承認されて人財採用施策でした。

先に文部科学省に提案してその後会社に提案し、半ば無理やり承認をとった仕事です。

なぜならば、将来インドで活躍する人財を採用する必要があったからです。

 

インドでは予想よりも多くの、そして予想よりも優秀な学生に出会えました。

約30人ほどの日本人学生がキャリアセミナーに参加してくれました。

最初に驚いたのは、男女比率です。

50:50か少し女性の多かったです。

インド訪問する事前は、男性が圧倒的に多いと予想していました。

なぜなら、いろいろと衛生的に汚ないし治安上の心配もある。

インドの大学に4年間通う女子学生Aさんに「インドの街を一人で歩いて、怖くはないですか」と聞いたところ

「全然平気ですよ」とあっさり即答あって2度目の驚き。

私は自分の勝手なイメージで先入観を持っていることに赤面しました。

 

次に6週間インターンシップでインドに来ている女子学生Bさんと会いました。

私:「どうしてインドにインターンしたのですか?」

B:「国境なき医師団に入りたいからです」

私:「す、す、すごい志ですね(たじろぎながら)。私がBさんの親だったら、インドに行くのを止めてしまいそうです。どうやってご両親を説得したのですか?」

B;「あー、そうですよね。親は心配すると思います。なので親に内緒でインドに来ました!(笑)」

 

私はインドを訪問して日本人学生を支援するつもりでいたのですが、全く逆のことが起きました。

インドで出会うすべての学生から強烈な情熱・勇気・エネルギーを受け取りました。

若くして自分の志を実現するために、真剣に考え実行する学生の姿に感動しました。

 

上記エピソードを読んだ皆さんは何を感じましたか。

情熱・勇気・エネルギーを私は「動力」と呼んでいます。

「動力」ある人の話を聞くと、それだけで自分の中に「動力」が湧いてきます。

直接的に働きかけなくても、人に「動力」を届けることは出来るのです。

組織のメンバーの「動力」が足りてない、と感じたら、自分がどんな影響を与えられるだろうか、

と考えてみてください。

「動力」は必ず伝播します。

この記事を書いた人

中西文太

代表取締役社長

趣味:ゴルフ、アメフト観戦、漫画、アニメ、日本酒、ワイン