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不活性人材を活性化させるマネジメント

私の娘(幼稚園児)は毎週1回水泳教室に通っています。

 

同じ年頃の子供達が一緒に水泳を習っていて、水に対する恐怖心を持っている子もいますが、少しずつ慣れるようコーチが丁寧に指導してくれます。

 

また、娘は外国人コーチが英語で体操を教えてくれる教室にも通っています。跳び箱したり鉄棒したりするのですが、コーチ達が様々なトレーニングで子供達の成長をサポートしてくれます。

 

子供は個性豊かで持っている才能も違いますが、水泳のコーチも体操のコーチもプロとしてしっかり責任を果たしてくれます。

プロコーチは「子供のやる気がない」「能力が低い」「才能がない」とは絶対に言いません。

なぜなら、プロだからです。

彼らは泳げない子供、運動できない子供を歓迎し、子供達の成長をサポートするために、コーチたちは日々研鑽を積んでいます。

 

さて企業のマネージャーは企業人材育成のプロとして雇われています。したがって「部下のやる気がない」「能力が低い」「才能がない」という発言は、自分がプロのマネジメントとしての能力がないと自ら宣言しているようなものです。

 

だからもしチーム内に「不活性人材」とカテゴリーされている人がいたとしたら、マネージャーは責任とやりがいをもって育成しなければなりません。

 

「いやいや、理屈はわかるけどそれは理想論でしょ。現実は無理だよ。」という反応があると思います。

 

だからこそ、動力マネジメントという新しいアプローチを試してもらいたいのです。動力マネジメントを使ったら、新たな可能性がみえてきます。

 

不活性人材は仕事に対して不活性になっているだけで、人生に対して不活性になっている訳ではありません。

人は誰しも人生を幸せに生きたいと願っています。

 

その気持ちを聞き出すことから、動力マネジメントが始まります。

この記事を書いた人

中西文太

代表取締役社長

趣味:ゴルフ、アメフト観戦、漫画、アニメ、日本酒、ワイン